【体験談】フリーランスになろうと思うけど失業手当はいつまでもらえるの？
退職してハローワークに行き、失業手当をいただきながら転職活動を開始。
でも時間が経つに連れてフリーランスで活動する気持ちが高まってきました。
そんな時、失業手当はいつまでもらえるんでしょう？
実際にハローワークの担当者の方にも聞いてみました。
失業手当の受給条件
2回目くらいのハローワークでの認定日に担当者の方にいろいろと相談していた中で、あまりに転職が決まらなければフリーランスにでもなろうかなと聞いてみたのです。
すると、
・具体的にフリーランスになる準備をしてますか？
・フリーランスになると決めましたか？
と聞かれました。
まだ迷ってるので、その旨を伝えると、失業手当の受給条件は、「あくまで求職活動をしているが仕事が決まらない人に給付されるもの」なので、フリーランスになると決めたり、準備をしはじめたらこの条件から外れるんだとか。
なるほど、そうなんですね。
フリーランスになると決めたなら失業手当の受給終了
失業手当の受給条件からすれば、開業届を提出したり、事務所を借りたりする行為の時点はもちろん、そうしようと思った時点で失業手当の受給を終了しなければなりません。
そのあたりも含めて結構悩みました。
良い条件があればもちろん転職したい。でも年齢的にもそれは厳しい。
じゃあフリーランスになると思っても、そう思った瞬間に失業手当はもらえない。
フリーランスになったからといっていきなり稼げるようになるわけないし、失業手当をもらえないのは痛すぎる・・・
ギリギリまで転職先を探すのがベターかな。そう思っていたのですが、その考えを改めさせてくれる制度をハローワークの担当者の口から知りました。
フリーランスでも再就職手当をもらえる
就職を前提にハローワークに行ってた時、担当者は早めに就職を決めてもらうと再就職手当がもらえますと言ってくれてました。
再就職手当とは、就職を決めたなら、本来もらえるはずだった失業手当の残りの6〜7割ほどが受給できるというものなんだそうです。
ふむふむ、そんな制度があるのはありがたい。そう思いましたが、条件として「就職先は、1年を超えて勤務することが見込めること」というのがあります。
その条件からするとフリーランスはどうなんだろう？
そもそも就職ではないし・・・
と思って担当者に聞いてみたところ、「フリーランス、自営業でも条件を満たせば受給可能です。」と教えてもらいました。
そうなんだ、フリーランスもこの制度を利用できるんだ。
そう思ったらフリーランスで頑張ってみるのも悪くない。私の気持ちが大きく変わった瞬間でもありました。
まあ、結果として受給条件を満たすには少し手こずることになったのですが、その話はまた次の機会にでも。
失業手当の受給を終えるには
悩んだ末にフリーランスになると決めました。
決めたならハローワークに伝えなければなりません。
失業手当の受給を終えるのは簡単です。ハローワークに行ってそのことを伝えるだけ。
あとは説明に従って書類を少し書いたりするだけでした。
そして再就職手当の説明を改めてしてもらい、フリーランス向けの再就職手当の申請方法みたいな書類もいただきました。
ここから私のフリーランス生活がスタートしたのでした。
まとめ
失業手当はありがたいけど、いつまでも受給できるものではありません。
就職、フリーランス、どちらになるにしても早めの決断をした方が良いことの方が多い気がします。
まあ、少ないながらも毎月手当をもらえるってのは心の拠り所になるのですが（笑）
・失業手当はフリーランスになると決めた時点で受給終了
・フリーランスでも再就職手当はもらえる
今回のポイントは以上です。
最後までお読みいただいてありがとうございました。